愛と剣のキャメロット
これは私が10代だった頃に流行っていた小説のアニメです。
「愛からはじまるサスペンス」をはじめとした「まんが家マリナシリーズ」というシリーズの10作目、「愛と剣のキャメロット」がアニメ映画化されたものです。
やたら美少年がいっぱい出てきていて、当時は大人気の小説だったんですよ。
で、今になってやっと映画版を観たというわけです。
イヤモウ、大笑いさせていただきました。
別にギャグ作品ではありません。
ところどころコミカルな部分はあれど、れっきとしたシリアス作品なんです。
が!
だめだー。
笑うしかねえよこれ。
古きよき時代の美少年アクションがおもしろすぎます。
特に黒須和矢という美少年、こいつがクセモノです。
敵と戦って突き飛ばされて、竜巻に巻き込まれたかのようにグルグル大回転。
お前そんなに回るほど突き飛ばされたのか、どう考えてもそれリアクション芸じゃねえのか。
それだけ回って地面に叩きつきつけられながら、起き上がるときもジャニーズタレントも真っ青のバク宙を繰り返す。
お前そこは1回だけでいいだろ、回りながらどんだけ移動すんだよ、どう考えても俺にスポットを当ててくれアピールじゃねえのか。
最終的にヤツは敵に負けるのですが、ぜったいにムダに回りすぎたのが原因です。
回ってねえでちゃんと戦えよ。
こんなダメボーイですが当時のファンにしてみれば和矢カッコイーなのですから、時代というのは恐ろしいものですよ。
リアルタイムでまともに観ていたら小説のイメージを壊すなと憤慨していたことでしょう。
今になって観たのが幸いというもの。
全部笑いに変えて消化できます、アリガトウ。
でも、当時大して思い入れのなかった美女丸という美少年がかっこよすぎて、観とれてしまったのはヒミツですよ。
誕生日パーティーに袴姿でやってきて、出された洋食をマイ箸で食べる姿にやられました。
どうしたんだ私。
そこはどう考えてもつっこんで笑いたいところなのに、なんで惚れ惚れと観てしまうんだ。
いちばんダメなのは和矢じゃなくて私ですか。
ちなみに、「愛とは食べ物を分け合うこと」という主人公マリナのセリフがあるのですが、これは大好きな言葉ですねえ。
名言だと思います。
たとえ飢えの中でも愛しい人になら食料を分けますとも。

愛と剣のキャメロット (集英社文庫―コバルトシリーズ)
藤本ひとみ
集英社
(これが原作)

愛からはじまるサスペンス―まんが家マリナ最初の事件 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
藤本ひとみ
集英社
(これがシリーズ1作目)
タグ:藤本ひとみ













